仕事に行きたくない。別に何か嫌なことがあるわけでもないのに。
仕事に行きたく時が多い。
日曜日の夕方にテレビで流れるサザエさんを見ると，休日の終わりを感じ鬱な気分になる。
サザエさん症候群と言われています。
多くの人が休日の方が楽しく過ごせるため，休日が終わることにさみしさや，職場や学校に行くことにつらい気持ちを感じることが多いです。
「早く，休みが終わらないかな。早く仕事（学校）に行きたい」と思っている人は少ないでしょう。
私の場合，毎日，それを感じています。毎日，仕事に行きたくないと感じています。
仕事の内容が自分に合わないからでも，職場に嫌な上司がいるわけでもないのです。
なのに，仕事に行きたくない。
寝る前と朝起きてから，「仕事に行きたくないよ～」声にだして言っています。情けない話です。
サザエさん症候群でない。
HSPの場合，心がざわめくことが苦手です。
仕事のことを考えると嫌なことを考えるだけではなく，うまくいき，成功しそうなことでも心がざわめきます。
週末だけではなく毎日心がざわめきます。
明日の仕事でしなくてはならないことを考え出すと，決まってそれに付随する一連の流れを頭の中で確認します。
それも何通りも確認してしまいます。どんなに可能性が低い起こりそうもないことまで考えはじめます。
起こりえないことが起きたときにどんな行動をとれば正解なのかを考え始める。
当然，答えがないことも多いです。それが焦りに変わってくる。
職場に行くと起こりえないことは大抵起こりません。
大体の仕事に大きな問題は起こりません。起こったとしても想定の範囲内です。
それでも，私は毎晩，毎朝仕事に行きたくないと考えてしまいます。
私の解決法
「こころの疲れは体で癒す。」
心が疲れている時やざわめくときは，体を動かすようにしています。
スポーツをするということです。体が疲れますが心の疲れが取れて，心が強くなったような気がします。
スポーツして，自宅に帰り食事とお風呂に入りゆっくり休む。スポーツをしない場合は食事の時間も，お風呂の時間も，寝るときも色々考えてしまいます。
スポーツをして身体がちょうどよく疲れ，あまり考え込まずに眠りまでたどり着くことができます。
「ぜんぶ，書き出す」
頭の中にある不安や起こるかもしれないという心配事をすべて書き出すようにします。
箇条書きにします。パソコンでもノートでもスマホでもなんでも構いませんが，俯瞰できて全体的に見ることができるものにします。
そうすると，頭の中で考えているよりも，項目がでてこないことに驚きます。
頭の中で考えるとき，実は同じことばかり考えている時間が多いのです。書いてみると一つのことなのに，頭で考えると何度も登場してきます。
もう出ないと思うほど書き出してしまっても，1時間程度あれば大体書いてしまいます。
しかも，それほど項目は多くありません。
書くと言うプロセスを踏まえるとそのことがあまり大きな問題ではないと言うことに気づかされることも多いですし，頭の中で考えるよりも具体的で効率的な解決法が思い浮かぶことも多いです。
頭の中が不安や心配事でいっぱいになって眠れない時はとりあえずどんどん書いてみることをお勧めします。
