mirror-of-the-mindのブログ

HSPの対策や解消法のブログです。

心療内科を受診してみよう。

私は、高校時代にリストカットをして、親につれられて診療内科に初めて受診しました。 仕事を始めてからは鬱病の症状がでて、2回受診しています。 実は今も通院しながら仕事をしています。

かるい鬱の症状で受診できますか?

体が重い、やる気が起きない、食欲がない、テレビ等を見ても興味がわかない、眠れない等、初期の鬱の症状はいろいろあります。

上記の症状が現れただけで受診しようとまで思うでしょうか? 風邪のように熱がでたり、咳やタンがあると内科に受診することはできても、やる気が起きない、テレビを見ても興味がもてない等の症状で受診しようと決心するのはとても難しいです。

受診する為には仕事を休まないといけません。 どんなクリニックに行けばいいかも分かりません。

私の場合、仕事中に手の震えが止まらなくなったということや何もないのに涙が出てくるという症状が出始めて始めて受診しました。

その時には、中度の鬱病という診断を受けました。

それから、約1ヶ月仕事を休みました。 今思えばもう少し早く受診をすればそこまで悪化しなかったのかなと思います。

軽度の鬱の場合、治療を始めるだけで仕事を長期に休むことに至らない場合もあります。

まずは、心療内科に相談してみましょう。

心療内科を受診する時に必要な事はまず、予約をする事です。

多くのクリニックの場合、完全予約制を取っているクリニックが多いです。

最近の医療機関はホームページを公開して初診の対応日が分かるようになっています。

自分の予定にあうクリニックを探しましょう。

初期や軽度の鬱病であっても、ふつうは1週間分薬をもらって終了とはなりません。 少なくても数ヶ月〜半年程度は通院する事になると考えた方がよいでしょう。 そうなると、通いやすさ、たとえば職場や家から近い、通勤の沿線などを検討したほうが用意です。

初診の予約はふつう電話で行います。

鬱の症状がでてる中で心療内科に初めて電話するのはとてもハードルが高いかもしれません。 多くのクリニックの受付の方は対応にとても慣れています。 安心して電話できます。言葉が思うように出てこないことにも受付の方は慣れているようです。 自分の症状やいつからの症状なのか等は聞かれるかも知れませんが、電話ではそれほど深いことは尋ねられません。 予約時間は15分刻みのクリニックが多いですが、初診の場合は心理検査等もあると思いますので時間はかなりかかる事を覚悟する必要はあります。

予約時間にクリニックに入ると心療内科は若干いい匂いがしたり落ち着いた色調の家具が用意されている所が多いです。とても清潔な感じがします。 受付の方も電話同様、落ち着いています。 問診票などを記入して、まず医師の診察があります。 診察で症状などを話して、心理検査が行われる事が多いです。 心理検査には1時間以上の作業が必要です。質問事項の回答をマークシートに書き込んだり数字を選ぶといったことが多いですが、とにかく項目が多いです。 それが終わるともう一度医師の診療を受けます。 薬が処方される場合は薬の効能や副作用等を説明されます。

精神科の薬はとても強い薬のような印象がありますが、最近はほとんど副作用のない薬が多いようです。もちろん重度の患者の場合はそれなりの薬を使うと思いますが、私の場合もそれほど強い薬は出されませんでした。

仕事をしている場合は、仕事を休んだほうが良いのか、配置転換などが必要なのかという相談に医師がのってくれます。

どうすれば良いのか分からない場合は次回の受診以降に再度相談すれば良いです。薬が聞くことで何とか鬱をやり過ごす事もできる場合もあります。

仕事を休んだり配置転換を求める場合は医師が診断書を書いてくれる場合があります。 職場の理解がある環境だと良いのですが、診断書を書いてもらう前に職場の上司に鬱と診断されたという事を報告することは必要だと思います。

医師もまずは患者の意向を重視してくれます。職場に鬱であることを伝えたくない場合は無理に休ませたりしません。

心療内科クリニックは行ってみれば、もっと早くに行っておけば良かったと思う事が多いです。

もし、症状が出始めているようであれば、受診される事をお勧めします。