心配症
アメリカの現在の最悪の予想では、コロナウイルスで10万人〜20万人が死亡してしまうとのこと。
もう、このウイルスを封じ込めて自然に消滅するSARSのようなシナリオは想像しにくい。
そうなると、結核の時の抗生物質のように特効薬が開発されるまで待つしかないのだろう。
アメリカの予想の10万人や20万人という数は、どのような終息を予想してのシミュレーションなのだろうか。 その時、世界はどうなっているのだろうか?
ニューヨークでは、これまで重症化していなかった若い世代の死者も増えてきているという。 ウイルスは進化してきているのかも知れない。 インフルエンザのように冬だけ流行するわけでもない。 暖かい地域での流行も確認されていることから、夏には終息するという予想には根拠がない。
世界の人口は約77億人。世界中で感染が広がった場合は億単位で人が死ぬことになる。
日本は、ほかの国のように外出禁止等ができない。中途半端に週末の外出を控えたとしても感染が終息するとは考えにくい。 しかも日本は交通も発達しており、せまい国。 高齢化率も高く、感染すると命に関わる人も多い。 高齢者施設で流行すると大量の感染者が発生するだろう。
日本ではマスクなどもない、朝はラッシュ、行列が多い等と考えると、アメリカ以上の被害になることも心配される。
世界を滅ぼすとされる予言は多く、多くははずれたが今回のコロナウイルスは世界に大きな影響を与える可能性がある。