mirror-of-the-mindのブログ

HSPの対策や解消法のブログです。

HSPの嫌われるところ。人に嫌われたくないと思っていても嫌われてしまう。HSPだから。

HSPであるから嫌われる。ということがあります。

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割れたハート

HSPは人から嫌われることを避けることを思考の中心において生活しています。

人に嫌われないように考え,振舞っている。
それなのに嫌われてしまうことがあります。
なぜ嫌われるのか,人より敏感だからです。
HSPが気づかないようなことにまで気づいて先回りをする。
そして,嫌われないように反応する。そういうことばかりしているので非HSPからすると先回りされているばかりです。
その先回りは心配しすぎ,慎重すぎるととられます。
相手の意見を積極的に支持することにも慎重になるので,「反対はしないけど強く賛成もしてくれない」というイメージになりやすいです。
先回りして考えて相手の意見に反対の時も,相手を気遣うばかりで強く伝えることができません。
嫌われるのが怖くて強く言えないのです。
その態度は,相手に不快を与えることも多く,嫌われる要因になります。

HSPだからあまり好かれない。

HSPは敏感なだけに「人が怖い」という恐怖を感じて生活してることが多いです。
そのため,人見知りになりやすいです。基本的には好意的に対処するため,あまり嫌われることにならないことが多いですが,急に懐に入られることには警戒するので人なつっこい人には警戒心を持っていしまいます。
警戒心は相手に気づかれやすい感情で態度にも出やすいので好かれにくいということになります。

HSPの人は人との関わりの初期の段階では「よくも悪くもない」という印象になりやすい

人に嫌われることを恐れているので初めから嫌われるということはありませんが,はっきりしない態度が相手に苛立ちを感じさせることもあり親密にはなりにくい。
人の感情等に怖いというイメージを持っていることから積極的に相手を受け入れることができないのでそんなに好かれることもない。
つまりHSPの初期の印象は「よくも悪くもない」ということになりやすいです。

HSPの人が気を付けるべき人との付き合い方。

これまでのお話ではHSPはあまり人付き合いが得意ではないということになってしまいます。
HSPはこの状況で自分を責めてしまう傾向が高いです。
しかし,それは間違いです。敏感なのに,「相手に強いことを言う」,「好印象を狙って,あまり知らない人のことを積極的に受け入れる」というのはとても難しいことです。
「よくも悪くもない」というHSPの相手に与える印象は関係構築に「ゆっくりと時間をかけてよい」と考えるとちょうどよいのではないかと思います。